棚墜堕策と黒歴史

A newest thing and A older legacy

古風ゲーム評論集 『PHANTASY STAR UNIVERSE』

Part1


郷愁への旅路は、常に胸の動悸と高揚感に苛まれ、足元を見れば常に不安定で、そして…



                楽しい



というわけでどうも。ファッキン龍之介です。



いつかそんな日が来るだろうとは思っていましたが、なんと受験生間近(あるいは受験生)になってしまいました。



私がこの世に生を受けて早17年と三か月ちょっと。皆様、いかがお過ごしでしょうか。



最近、勉強という無意味的有意義行為の楽しさにようやく気付いたが、やはりゲームの魅力にはかなわない。要は、学校やら外やら以外で勉強という行為をする意思があまりわいてこないというわけでございます。



まあ、そんなことはどうでもよくて、今日私が言いたいことはただ一つ。



               何かゲームをやりたい。



そんな気分に駆られた今日この頃、思い付きでとある中古品取り扱いオンラインショップにて大量にゲームを仕入れまして(十本、しかしなぜか届いたらやる気が起きなかったということで、モチベーションキープのためにブログと動画撮影を兼ねてプレイしていくというのが、思い付きで始めたこの「古風ゲーム評論集」です。



買ったゲームのモチベーションキープなどという馬鹿げたことをほざき申し上げさせていただいているわけですが、まあ、そこはこの日記的無意味行為を冷ややかな目で見ていただくことを推奨いたします。



 さて、今回評論(勝手に)させていただくこのゲーム―『PHANTASY STAR UNIVERSE』ですが…。これはなんと、2006年発売のゲームでございます。私が六歳。幼稚園年長、つまりDSやらゲームキューブやらPS2やらが流行っていた時期であります。無論、この時期のゲーム機なんてまともに持っていなかったし、家に帰った時の楽しみなんざ紙飛行機づくりと夕方の天才テレビ君だけだった私でした。
その時に発売されたゲームです。
 最近見始めた(というより見終わった)涼宮ハルヒの憂鬱もこの時期に放映されたアニメだし、ぶっちゃけすこしだけ物事の判断力ができるようになった今、改めてこの年代を見直してみると、素晴らしい。
全ての物事が活気に満ち溢れ、不況の状態からなんとかして快方へ向かおうとする人々の意志がいろんな事象や文化やテクノロジーやらから読み取れました。そしていま私が最もそこへ関心を寄せているものは…




                 サブカルチャー




でございます。多くの人はそれの事を「オタク文化」と愛称あるいは蔑称するが、まあ、その通りなのかもしれない。だが、私はこの文化のすばらしさと昔の文化(About 仏教はやってた頃くらい)との共通性があるのかななんて思ったりしていますが。まあ、そんなことはどうでもいいですね。これについては別の記事でまたかけるときに書きたいなとは思っていますが…。
 さあ、このゲームはそんな個人的に輝いていたと思う時期に発売されたゲームですが、結論から言うと…




               つまらん




意義がある方がいるのは解っているが、なんというか、FullHD1080p画質に慣れ切ってしまった私にはあまりにも汚く映るし、ポリゴンのギザギザ、地形のテクスチャの解像度の低さ、使いにくくて古臭いUI、少なさすぎる実績…。すべてにおいて私には、新しい体験でした。この時代の人間は、こんなものにはまったり、自分の時間を費やしたのかと思うと、まあ、滑稽だなと思いました。しかし、現在やっている新しくて楽しいと感じていることも十二年後には別の誰かに同じことを言われるのでしょうが、とにかくつまらない。
 とりあえずChapter3までは動画撮りを終えてはいるが、なんというか、見返してみると、すごく地味だ。ただ走って、あほみたいにボタン連打のみの頭の悪い戦闘、おまけ以下のキャラクター。ですが、忘れてならないのは、このゲームはMMORPGとして発売されたという点だ。そう考えると、当時にしては先行的で、コンシューマー機でやろうという試みは素晴らしかったのかもしれない。
 しかし、残念ながらそれも今の私の選択肢には無い。どうやらとっくの昔(2012年)にサービスが終了していたようです。よって、私はこれからこのつまらないシングルモードを延々と終わりまでやらなければならないようです。
 さあ、これからどうなることやら……。